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PARSUN船外機について
PARSUN(GENOVO)製船外機、その企業をご紹介いたします。
PARSUN POWER MACHINE は中国蘇州に本社を置き、1965年より発電機の製造に始まったメーカーです。GENOVO POWERはこのパースンのサブブランド名です。
発電機製造部門において、人知れず同社は世界第3位のシェアを持ち、文字通り小型発動機のエキスパート企業。そのノウハウを活かし、1995年、小型船外機の製造に着手します。
同社は現在、米国マースエレクトリック(Mars Electric)社との業務提携を結んでおり、現在、中国においてパースンは船外機部門No.1シェアを誇ります。
現在の日本では「中国製=粗悪品」という風潮が強いですが、実際に分野を問わず中国からやってくる粗悪品も非常に多いのも事実です。
しかし、PARSUN船外機のカウルを開けてみるとすぐわかるのですが、非常に洗練されていてパーツのバラつきなど微塵も見られません。
パースンは工場に厳しいチェックラインをいくつも備えており、厳しい動作チェックを経て出荷される船外機はどの機体もクレバーに安定した動きをします。
日本だけでなく、海外でも中国製品に対する目は厳しいもの。他の国の製品より厳しい目で見られるのは、安い中国製品を見下したいという人間の性です。
それとは裏腹に、パースンはまず途上国からの高評価を受けて、徐々にオーストラリアやロシアなどでの評判が高まり、ついにはアメリカ・欧州といった先進国での展開も始まります。
今ではマリン雑誌で幾度となく特集が組まれ、他のメジャーブランドと台頭するまでになりました。欧米人というのは案外ドライなところがあり、良いものと分かると比較的すんなりと受け入れる体質があります。
その反面、ダメなものにはブランド名など関係なく徹底的に悪評が立つ恐ろしい市場でもあります。
そういった厳しいマリンモーター市場の中でパースンは鍛えられてきました。
一般的にエンジンの良し悪しを見られるポイントとして、始動性が上げられますが、パースン船外機への高評価の要因はまずこの始動性能の良さにあります。
厳密に言えば始動性能だけではエンジンの良し悪しは決定できないのですが、パースンはこうしたユーザーのニーズの基本を汲み取ることで、あらゆる人から認知されるよう「ワールドスタンダード」を目標に、日本製に負けない品質を作り上げるよう徹底した努力を続けてきました。
ところで、パースン船外機は日本のメーカー製のものをモチーフに作られています。この為、一部の人たちからは「ただの日本製のコピー」と揶揄されることもあるのですが、実際にはこれは正しい意図ではありません。
販売を拡大するには、同時にその消耗パーツをも同時に流通させる必要があります。簡単なようでこれが結構大変なことで、この課題に対してパースンが取った行動が、すでに流通しているメジャーブランドの消耗パーツをそのまま使用できる機体の設計でした。
これには少しズルいという意見もありますが、その甲斐もありパースン船外機は当初の段階から、ほとんどの交換パーツに関して困ることがなく使用することが出来るようになったのです。
消耗パーツは共用が可能ですが、あくまでも機体を構成するほとんどはパースン独特の改良が加えられており、そのポイントのどれもが理にかなっていて機能性に優れています。
世界的に有名なアウトドアブランド「Coleman」。
アメリカで販売するコールマンパワースポーツの船外機は、100%OEMによるパースン製です。
今では全米に代理店があり、安価でありながら壊れずよく走るパースン船外機はその評価を伸ばし続けており、、マリンスポーツの盛んなアメリカでも注目を集めるブランドの一つとなっています。
「気になるけれど、実際はどうなの?」
と気になっておられる方は、是非ご購入をお勧めいたします。そして価格に見合わないその高い品質に是非驚いて頂きたいものです。
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