セイルド・オンWEB
TEL 078-219-7074
FAX 078-201-4922
leeikchi@gmail.com
SATURNボートの船検について
日本国内の海・湖・および一部の河川において、2馬力以上の出力を持つ発動機、もしくは3.3m以上の船長を持つ艇に発動機を搭載する場合、船舶検査が必要になります。
SATURNは海外メーカーによる純海外製の為、国内メーカー製によくある「予備検査」と呼ばれるものがなく、通常検査による受検となります。
船検に予備検査は不要
最近になって、「予備検査がないと個人では船検は取れない」という奇妙なウワサが流れていますが、これは事実無根のウソですのでお間違えのないように。 もしもこれが本当なら、海外から輸入されたヨットやクルーザーなどはすべて日本で乗れないことになってしまいます。そんなバカなことがあるはずもなく、通常の船検には 予備検査などなく、すべて検査実施の上でナンバー交付を受けています。
そして当然ながら、お客様の手によってすでにSATURNのボートも何艇も検査に合格していますので、船検に関して何ら問題はありません。もしも確実に2馬力以上を 搭載することが決まっているのであれば、できれば購入時に新品状態で検査持込みが良いでしょう。なぜなら、状態を見たJCIの検査官の判断によっては、以下に書いている検査の一部が省略されることがあり、省略して もらえれば時間短縮にもなります。
以下に示すのがJCIで実施される検査項目です。検査日はJCI各支部に電話予約で決めます。
・気密試験
通常の1.25倍で3時間放置での圧力の減少が、10%以内の試験
・加圧試験
通常の1.5倍の圧力で30分放置での異常が、無いことの試験
・つかみ、手かけ検査
ボートの回りのヒモに80キロの重りを付けての耐久検査
・曳航用リング検査
重りを付けての吊り上げ検査
・着座試験
床面に最大積載人員着座出来るか
・安定性試験
最大積載人員が片側に寄っても十分な復原力があるか
・速力試験
直進、後進で船首から波の打ち込み検査、GPSを使っての速力試験
・旋回試験
急な旋回での円滑旋回が、行われるか
・気質破損時走行試験
気質の1つのエアーを抜いて(破損の場合)走行可能か
・耐久試験
1時間走行後の異常の有無
法定備品について
検査を受けるにあたり、着用するライフジャケット・艇に積み込んでおく備品が必要になります。ライフジャケットは必ず必要ですが、浮き輪などは持っている人がいれば借りたほうが良いでしょう
・ライフジャケット
・浮き輪
桜マーク付きの認定品に限る
赤いバケツ・係留ロープ・携帯電話・呼子笛・工具・アンカー&ロープ
これらは100均などの安物でよい。しかし赤いバケツとはいったい・・・
これらの項目を検査し合格した後に、晴れて船舶ナンバーを交付されることになります。艇のサイズによって搭載可能スペックは異なりますが、例えばSD330の場合、最大で15馬力までの船外機の搭載が可能です。
検査にかかる日数は通常は2〜3日間です。
検査費用について
・検査手数料
11,600円
・臨時航行証発行手数料
4,900円
合計16,500円
ISO6185について
SATURNボートには全モデルにISO6185認定が付いています。これはインフレータブルボートの国際基準に合致していることを示しており、JCIの検査官によっては 書類提出を求める場合があります。その場合は当店にご連絡の頂ければメール添付にて必要ファイルを送付させて頂きます。
検査に関する詳しい説明については、管轄のJCI各支部に直接お問合せください。
日本小型船舶検査機構(JCI)
セイルド・オン WEB
Copyright © 2013 Sailed On. All Right Reserved.