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SATURNボートFAQ
- Q.知らないメーカーなので心配です。
- 試しに、世界で最も有名な検索エンジンのグーグルで、英語でゴムボートを意味する"INFLATABLE BOAT"で画像検索してみてください。するとすぐにSATURNブランドのボートが最初のほうに沢山出てくるのがわかる通り、国際的な目線で見ればすでにSATURNは割と有名です。
それとは反対に、アキレスを除いて日本で知られたボートは全く検索に引っかからないのが分かると思います。
つまり海外では、アキレス以外の日本のボートなど名前すら知られていないのが現状です。 - Q.結構価格が安いのですが、安かろう悪かろうでは?
- 3.3mでおよそ10万円近くするのですから、安いのでしょうか?決して安いとは思いません。反対に結構な値段がするものですから、ユーザー様には満足する物を使って頂きたいと思っています。
使う人にとって良いボートとはなんぞや?というのは人によって様々あると思いますが、SATURNが目指す良いボートとは、まず第一に耐久性能です。それゆえ、国内メーカーのPVC艇と比較した場合、SATURNと同等の強さを持つ艇は存在しません。それほど頑丈に作られています。 - Q.日本のメーカーのものと比較してどうでしょうか?
- まず、世界にはインフレータブルボートに関して、一流と言われるメーカーが数社あります。「エイボン」 「ゾディアック」 「アキレス」 「ゼベック」。このどれもが一流品であり、SATURNの品質はこれらと比較して、常に同等以上のスペックと品質を備えており、SATURNがライバルとしているのは、こうした一流メーカーだけです。その他のメーカーは眼中にありません。
- Q.具体的に何が丈夫なんでしょうか?
- 生地のスペックもそうですが、まず船体を構成する接合方法からSATURNは拘って作られています。
慣れていない人から見ると、ボートは穴があいて空気が漏れると思っている場合が多いのですが、実は空気の漏れの原因は接合面からのものが一番多いのです。
国内のPVC艇の接着は、熱圧着といって生地を熱線で溶解させてくっつけるという方法です。この方法は簡単でとても速く仕上がるのですが、長い時間使っていると段々と接着がほどけてきてしまう致命的な欠陥があります。しばらく使ってたら剥がれてきた、とか漏れてきた、という話をよく聞きますが、この多くは熱圧着で作られたものです。
SATURNは熱圧着接合はやりません。、すべて職人によるハンドグルー接合で作られ、その接合面はしなやかで丈夫。ストレスに強く、長い間快適に使用することができる最高級品質の艇です。 - Q.予備検査はついていますか?
- ついていません。SATURNは海外メーカーの純海外製の為、現在のところ予備検査取得が困難なのです。
- Q.予備検査がないということは、船検は無理ですか?
- 予備検査が無くても船検は通せますし、既に何名ものお客様がSD330(15馬力)・SD330W(15馬力) ・SD430(40馬力)を検査に通しており、規定出力上限で検査クリアしています。
- Q.すいません、予備検査って一体なんなんでしょう?
- 予備検査とは、国内のメーカーが工場から出荷する前に船体検査をして合格をした、という証明のようなものです。これがあると船検の実施が省略されて書類のみでナンバー交付が受けられるようになるというもので、国内メーカーの言わば特権です。
- Q.他のメーカーで、予備検査がないものは2馬力しか使用できません、と書いてありましたが?
- 少し長くなりますが、このカラクリをお話しましょう。
予備検査は、工場から出荷前に検査をするもの、とお話しましたが、実際にはメーカーはその検査を行っていません。メーカーはただ単にシリアル番号を検査証に転写していくだけです。この為、国内の一部のメーカーは、ろくにチェックをしていない艇に「検査済」として販売しているケースが多くあります。
こうなると、実際には空気が漏れているような不良品にも立派にナンバー交付できてしまうという、信じられないようなことが実際に行われていて、予備検査があればこんな艇でもナンバーを貰えますのでまだ良いのですが、さて問題は予備検査を付けてない艇です。
この状態で検査を通そうとすると、実際には空気が漏れているわけですから、気密試験には通りません。ここで先ほどの「2馬力専用」の話になるわけです。
「検査に通らなかったんですけど、どういうことでしょうか?」という話はこの場合メーカーには聞いてもらえません。なぜなら「2馬力専用って話でしたよね?」という布石を打ってあるからです。 - Q.買うなら、どのメーカーの艇が良いですか?
- なぜか、この質問をお客様からよく尋ねられます。いつもこちらでお答えするのは、SATURNは他の一流メーカーに決して負けませんが、もしも国内のメーカーで購入するならば、迷わずアキレスさんのハイパロン艇をオススメします。弊社としてはSATURNを是非よろしく願いたいのですが、他社であっても「良いもの」は良いものです。アキレス製ハイパロンボートは世界的に見ても高品質で優秀です。
その他の国内メーカーは、正直ダメです。 - Q.ハイパロンとPVCはどちらが良いのでしょう?
- 一般的にPVCはハイパロンに劣る、という認識が広まっていますが、これは正しくありません。使い方によっては、PVCはハイパロンよりも耐久性に優れています。
例えば、よく競技場などのてっぺんに張っているテント幕、あれは多くがPVCで出来ていて、素材としてはボートに使われる素材とほぼ同じ素材です。一度張り替えるとおよそ15年以上、天候や風雨に耐える耐久性があります。
これと同じことをハイパロンでやることは、耐久面でまず不可能です。ハイパロンの利点はPVCより若干軽く、柔らかくしなやかなことで、軍などの特殊仕様用に生地を厚くしやすいのです。しかし、実際の耐摩擦性能や切創耐性などは、実は同じ厚さならPVCのほうが強いぐらいです。実際に、よりシビアな耐久性が求められるラフトボート市場では、既にハイパロン製はほとんど姿を消しており、名実ともにPVCがインフレータブル素材の代名詞と言えます。 - Q.PVCはガソリンで傷んだり溶けたりすると聞いたのですが?
- これは完全にウソです。溶けませんし変化もしません。ガソリンを通す燃料チューブにビニール製がよく使われてることを見れば誰でもウソと分かります。
- Q.手入れはどうすればよいのですか?
- 塩水使用の場合、まず船体から塩分をしっかり洗い流し、水気を乾燥させてから保管します。保管の際、できるだけ日光を避けて保管したほうが良いです。浮遊油の多い水域で使用した場合は、中性洗剤でよく油を落としてください。
- Q.補修依頼はできますか?
- もちろんです。より複雑な修復に関しても、国内協力工場との体制も整えております。
- Q.商品を見れますか?
- 弊社は兵庫県の明石市近郊にあります。事前にご連絡の上、お越しになれば大体いつでもご覧いただけます。
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